子どもに鍼やお灸何のためにするの？

 

鍼灸にあまり馴染みのない人にとっては

疑問や不安があって、当たり前です！

 

では、

「何のためにするのか」

 

答えはとてもシンプルです。

 

 

子供に、

元氣いっぱいに成長してもらいたいからです。

 

 

子供はお母さんのお腹にいる時(胎児期)から、日々、成長しています。

お母さんのお腹の中で約10ヵ月間過ごし、

準備が整ってこの世に誕生しても

まだまだ未熟で成長段階の途中です。

 

子供は成長するために、

自分の体の器よりもたくさんの食を体の中に入れます。それから体の中で、不要な物は排泄物(汗・尿・便など)として外に出していきます。

 

しかし、子供はまだまだ成長の途中で

スムーズに体の外に出しきる事ができないのが現状です。

 

排泄物(胎毒など)が、

うまく外に出せないまま過ごしていると、

体に負担をかけてしまいます。

 

症状としては様々ですが、

発熱・皮膚症状・夜泣き・かんむしなどがあり、

重度になってしまうと

体調を崩して長引いてしまうこともあります。

 

しっかり体の中から体の外へ老廃物を出す事ができるようにする事が大切です。

 

 

私達、大人も体が疲れていると辛いですし、眠れないと、ぼーっとしますよね。子供も同じです。

子供だから、すぐに元氣になる！と何もせずに過ごすより、その都度、しっかりケアをしてあげる事で体が楽になり元氣に過ごしやすいと思います。

特に女の子には血の道があります。

子供の頃からケアをしてあげる事で生理のトラブルに悩むことも少なくなります。

生理のトラブルを早めにケアしていくことで

将来の妊娠・出産・更年期に繋がっていきます。

 

 

小児はりとは・・・

 

今の子供の体(症状)に寄り添い

子供の未来の体の事を考えて

鍼とお灸をおこないます。

 

体の中に溜まっている

いらない物をなるべく減らし

体に足りない所を補います。

 

子供たちが

「今、元氣だったらそれでいい！」と

思っていません。

 

子供たちが現在も未来も元気に過ごせられるようにと当院では子ども鍼灸ケアをおこなっております。